同報メール |
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テロは、深い悲しみと報復に向けた強烈な怒りを我々にもたらしました。 しかし、どうか原爆詩人大平数子さんの次の言葉を聞いてください; 正義とは剣を抜くことではありません 正義とはお母さんを悲しませないことです わかるでしょう? だってみんなお母さんの子供なんだから いまこそ我々は、テロ撲滅の最大の武器が 愛と平和であることを知らなくてはなりません。 以前ニューヨークで殺された男が提唱していたように 我々には愛と平和が必要なのです。 そこで、貴方のホームページの表紙に ジョン・レノンのイマジンの歌詞を掲示してくださるよう希望します。 そしてどうか、貴方の友達にもこのことを勧めてくださいますよう。
イマジン |
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Imagine
by Mr. John Lennon
Imagine there's no heaven
Imagine there's no countries
You may say I'm a dreamer
Imagine no possessions
You may say I'm a dreamer
It's easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today...
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace...
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world...
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one
返礼 |
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○○○○さま メールをありがとうございます。 NY在住の坂本龍一さんのHPによれば、 事件の後3日間、国会議員の歌う "God Bless America" を除けば 現地では全く歌声というものが聞こえなかったそうです。 72時間経って、数人の若者が "Yesterday" を歌っているのを耳にし なにかホッとしたとのことです。 しかし "Yesterday" とは、なんとも寂しい響きですね。 きっとまだ現地の方々も深い悲しみの中におられるのだと思います。 ジョン・レノンについては、僕はあまり詳しい方ではありませんが、 ベトナム戦争の頃、テロリスト煽動の疑いを持たれて、 FBIやCIAからマークされていたようです。 彼の言動は或る意味で反資本主義的でしたから、 急進左翼ではないかと疑われたのでしょう。 「冷戦」や「赤狩り」の時代のことです。 しかし、実際には彼は右でも左でもなかったと思います。 彼が一貫して唱えていたのは「愛と平和」でした。 「愛と平和」というと如何にも歌の文句で、 ヒッピーやイッピーやフラワーチルドレンの単なるスローガンのようです。 ところが、現実に起きているテロや地域紛争の舞台裏について 少しでも注意深く思惟を巡らせることができれば、 その言葉の持つ具体性と実際性に改めて驚かされるのではないでしょうか。 1980年、彼はまさにNYで凶弾に倒れました。 20年以上経った今、レノンフリークでも何でもない極東の一凡人が、 その歌詞の正確さと強さと優しさに打たれるのはなぜでしょう。 もしいま世界中のHPが「イマジン」を掲示したらどんなに心強いであろうと思い、 僭越ながら先のようなご提案を差し上げた次第です。 実際は読み流してしまう方が殆どですし、 「賛同しかねる」というお言葉を戴いた例もあります。 しかし、こうして一人でも共感してくださった方がいらっしゃることを知り、 とても頼もしく、誇らしく感じています。 この度は本当にありがとうございました。 世界が平和でありますように。